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■「あなたと共に作り直す東京」
今まではずっとうつむいている感じがしていましたが、きょうは晴れがましくやってきた。コップの水が段々溢れていって、ハートに火が付いた。テレビや週刊誌は、出馬するために策を弄していたのだろうというが、そんな策士ではない。行きつ戻りつ、戻ることはなかったが、整理するまで時間が掛かった。皆さんをやきもきさせたことはお詫びしたい。
こうなったら、もうマイペース。過去は振り返りません。「石原都政、もう4年間は勘弁」は確かにきっかけだったが、「石原を辞めさせるなら、誰でも良い」は本意ではない。だから今日以降は、石原の悪口はあまりいわない。
「あなたと共に作り直す東京」。これには情報公開しかない。形式的な情報公開ではなく、隠し事をしないことが大前提だが、本質的には「問題意識の共有」だ。例えば、東京には間違いなく、大震災がやってくる。建物の4割が倒壊する可能性がある。どうするのか。こういうことが次々に出てくる。それが情報公開。少子高齢化−−東京は無縁のように思われているが、10年後には超高齢化都市になる。どうするのか。オリンピック−−面白そうだから、いいじゃないと思うかもしれない。しかし、2008年が北京で、12年がロンドン。その後、すぐにアジアになる可能性があるのか。情報公開があれば、こうしたことを1つひとつ考えられる。だから、すべての問題を考える起点に情報公開がある。
また、「宮城の人が何で、東京都知事に出るの。東京っ子らしくない」ともいわれた。私が立候補するのは日本人だからなんです(宮城弁の口調を交えて、しゃべる)。ハートに火を付けられた要因に、東京以外の人からの声があった。それは東京に対する期待なのです。日本のための東京。地方分権の闘いで、東京が先頭に立っていく。福祉施策でも財政に余裕があるのだから、やればできるはず。世界の東京だから、考えることがある。品格のある東京を作れるはずなのです。
マニフェストはこれから出すが、声明(「出馬表明にあたって」)にも色々書いた。マニフェストは異なる視点や切り口で、表現も変える。今頭をひねっているところで、たくさんメールが来ているが、何千ものメールをもらえば、英語で言いますが、インスパイアされる(勇気づけられる)。
声明で「これがない、あれがない」といわれた。しかし、無視しているわけではない。何が入っていないから支持しないというのはどうか。「政策を20項目上げろ」と言われれば簡単だが、3項目に絞るのはとても難しい。そこは分かって欲しい。無視しているわけではない。
次に公職選挙法の話。声明にも書いているが公選法は絶対に守る。常識では判断せず、分からないことがあったら、選管に聞く。宮城県知事選では差し入れのドリンク剤ももらわなかった。もらうのはいいが、帳簿に現金に換算して付けなければいけない。それは大変に面倒、だからもらわなかった。
■「共感して、選ぶことで、世の中が変わる」
きょうは20分時間をもらって話している。いつもは時間が足りなくなるくらいだが、きょうはまだある。それで、もう少ししゃべる。宮城県知事3期12年やって「卒業した」と考えていた。卒業は次の人生の門出なので、大学教授をやり、ささやかな家族の幸せ、妻と慈しみ合って、小さな幸せを築こうと考えていた。そこに、突然、「東京都知事に出ませんか」といわれた。「何で??」−−エープリルフールかと思った。そこで石原都政への悲鳴が聞こえた。その声に義憤も感じたし、本当に共感した。もういわないといいながら、石原都政への批判になってしまったが、東京だけの問題ではない。これをはっきりさせる必要がある。
政治をあきらめないということが何よりも大切だ。今、無関心以上に、政治に対する嫌悪感が広がっている。「また、このまま続くんだな」という空気が蔓延している。そうすると皆が吸ってしまい、本当にあきらめてしまう。このままでは、多くの人が政治をあきらめる。これは日本にとって、本当に大きな危機だ。
選挙のありようが次の首長のありようも決める。候補者も選ぶ側も変わる。有権者が「共感する。選ぶ」。これを1人ひとりが実感できれば、皆が変わる。選挙結果がどうあれ、皆が変わる。そこから、新しい政治が始まる。悲痛な顔をせずに、楽しくやっていけば政治が変わる。そこから発信していく。宮城県から発信して、ぐるっと回って、宮崎県まで行った。宮城県の話はあっという間に忘れ去られたかもしれないが、東京から発信すれば、全国が変わる。日本を変えられる。世の中を変えられる。そう考えると、わくわくする。
計算高い浅野さんといわれるが、応援する人であれば、誰でもいい。テレビで「北朝鮮の拉致はない」といっている学者が応援しているといわれたが、誰でもいい。応援してくれるのであれば。別に、私が応援者のいうことで考えを変えるわけではないのだから。
■印象深かった安積遊歩さんの発言
長々と書いたが、できるだけ本人の語り口調を再現したつもりだ。浅野氏の話は初めて聞いたが、党派・無党派を問わず、候補者にありがちな、支援者や有権者におもねるような感じがなく、自分の考えていることを率直に語る「けれんみ」のないものだった。
その後、集会では「私のマニフェスト」と題して、(1)都市政策(2)街作り(3)下北沢再開発(4)築地市場移転(5)ジェンダー(6)障害者(7)地方自治−−の7つについて会場から発言があった。そして、選挙活動についてのチェックポイントの説明があり、集会に参加している勝手連が紹介された。
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