希望が見えてきた! 投稿者:まっぺん 投稿日:4月 9日(月)10時57分
(投票日翌日の最初の簡単な総括です)

●私たちは貴重な涙を流しました

 この選挙に取り組んで来られた皆さま、ほんとうにお疲れさまでした。この選挙では都内各地域の市民がそれぞれ勝手連として立ち上がり、自発的に活動し、そして同じ浅野候補を応援する者同士、地域のネットワークが作られていきました。
 勝手連で知り合った人たちがいっしょに応援し、そしてその結果にいっしょに泣いたという情報を伝え聞いております。最後の最後まで一生懸命に頑張り、その結果に泣いた皆さま。その涙はとても貴重です。この運動に参加した者だけが共有できる、無類の涙です。

 残念ながら我々は負けました。しかしただ負けたのではありません。我々は確かな成果を残しました。

●私たちは孤立してはいない

 それはまず何よりも、われわれが「勝手連」をそれこそ勝手に立ち上げた事によって「石原都政はもうご免だ!」という悲痛な叫び声を「自分があげた」だけでなく、ほかの様々なところからも確かに聞くことができたという事でした。我々は孤立してはいないのだという事を、お互いに確認しあう事ができました。こうしてできた絆は私たちにとって大きな成果でした。
 「オーマイニュース」や「JANJAN」や「勝手連ウォッチ」を見ても浅野勝手連は他のどの候補よりも断然多く、この選挙が政党主体の選挙ではなく市民の自発的意志によるものであった事を示しています。いや、そもそも浅野氏にお願いし立ってもらったのも市民の力によるものでした。それほどに市民が切実な気持ちを抱いて選挙に邁進したのでした。
 このような候補者は、他には誰ひとりいません。
 浅野氏は正真正銘「私たちの候補者」であったのです。

●反転攻勢への兆しが見えた

 もうひとつの成果は得票数です。石原陣営は得票数の差を挙げて「圧勝」と評していますが、そうでもありません。我々は自信を持ちましょう。4年前の時に比して我々の力は拡大しました。
 4年前を思い出してください。対抗馬として最も有力視されたのは民主・社民・生活者ネットによって擁立された樋口恵子さんでした。その時にも樋口さんを応援する市民の勝手連が立ち上がりました。一方、共産党は独自に若林候補を擁立しました。ですから今回の選挙における上位三者は前回とほぼ「同じ勢力」として比較が可能です。前回と今回の得票結果を比較してみましょう。

前回 石原 308万
前回 樋口 81万
前回 若林 36万  (投票率45パーセント)

今回 石原 281万
今回 浅野 169万
今回 吉田 63万  (投票率54パーセント)

 投票率は約9パーセント上昇し約100万票も増えているにもかかわらず、石原はそこから1票も取れず、逆に27万票も票を減らしたのです。「石原以外」へ流れたこの合計127万票は誰に投票されたのでしょうか? そのほとんどは我々の候補と共産党候補に集中し、得票を倍増させました。127万票のうち、実に115万票もが浅野候補と吉田候補に上乗せされたのです。
 これは驚くべき事実です。

 「都民の良識」が復活してきている、と言ってもいいのではないでしょうか。
 福祉など都民の生活に関わる問題、君が代などの思想的強制に関わる問題において石原ともっとも鋭く対決した二つの勢力が、前回に比して二倍の勢力となったのです。
 我々は「今回は敗北」しましたが、明日の勝利を確信できる地平へと一歩あゆみを進めることができたのです。もしも統一戦線を組む事ができたら、それは「ブーム」となって更に得票を大きく伸ばした可能性もありますから「どうせ両候補が合同しても石原票にはとどかないからだめだ」とは言えません。

 確信しましょう。
 われわれは明日はきっと勝つ! 勝てる展望が見えてきた、と。

 最後に、私たちは浅野さんに感謝します。勝利の展望もあるかどうかわからず市民の求めに応じてくださった。誠実な人柄を称えたいと思います。
 また、ここまでよく運動を引っ張ってくれた「東京。をプロデュース2007」の皆さまにも感謝いたします。我々が燃えることができたのもあなた達のお陰でした。
 闘いはこれでおわりではありません。これからも共にがんばりましょう。
 ありがとうございました。